レスになりやすい男性の特徴は?拒んでしまう理由と仲を深めるコツまとめ!

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パートナーとの仲が悪いわけではないのに、気づけば何か月も触れ合っていない。そんなセックスレスの状態に、焦りや申し訳なさを感じている男性は少なくありません。「自分は冷めてしまったのか」「男として自信がなくなったのか」と、一人で抱え込んでしまうこともあるでしょう。

ただし、セックスレスは誰か一人のせいで起こるものではありません。仕事のストレス、睡眠不足、EDへの不安、男性更年期、家事・育児の負担、夫婦間の会話不足、生活リズムのズレなど、いくつもの要因が重なって起こることがあります。

日本家族計画協会の「第9回 男女の生活と意識に関する調査」では、婚姻関係にある男女の48.3%が「1か月以上セックスをしていない」と報告されています。セックスレスは特別な夫婦だけの問題ではなく、多くのカップルが直面し得る身近なテーマです。出典:日本家族計画協会「第9回 男女の生活と意識に関する調査」結果報告

この記事では、レスになりやすい男性に見られる傾向を、性格・生活習慣・体の変化・パートナーシップの4つの観点から整理します。相手を責めるのではなく、二人で無理なく関係を見直すためのヒントとして読んでください。

レスになりやすい男性に見られる共通点

セックスレスになりやすい男性には、いくつかの傾向があります。ただし、これらは「性格が悪い」「愛情がない」という意味ではありません。むしろ、責任感が強い、優しい、相手を大切にしようとする人ほど、知らないうちに性的な接触を避ける方向へ進んでしまうことがあります。

責任感が強く、仕事を最優先にしている

仕事で責任ある立場にいる男性は、帰宅後も頭の中が仕事モードのままになりやすいものです。明日の予定、未返信のメール、売上や人間関係の悩みが頭から離れず、リラックスするスイッチが切り替わらない状態になります。

性的な触れ合いには、安心感や余裕が必要です。強いストレスや疲労が続くと、性欲が下がったり、勃起しにくくなったりすることがあります。NHSも、勃起の問題はストレス、疲労、飲酒量の多さなどで一時的に起こることがあると説明しています。出典:NHS「Erectile dysfunction」

大切なのは、「仕事を頑張る自分」と「パートナーと過ごす自分」を切り替える時間を作ることです。帰宅後すぐにスマホやパソコンを開かない、入浴後は仕事の連絡を見ない、寝る前に10分だけ会話するなど、小さな切り替えが関係改善の入口になります。

衝突を避け、自分の感情を抑えがち

喧嘩を避けたい、相手を傷つけたくない、面倒な話し合いをしたくない。そう考えて自分の不満や寂しさを飲み込み続ける男性も、レスに陥りやすい傾向があります。表面的には穏やかでも、心の奥では距離ができていることがあるからです。

性的な触れ合いは、体だけでなく心理的な近さとも関係します。「本当は疲れている」「断ると相手を傷つけそう」「自分もどうしていいかわからない」といった気持ちを隠し続けると、接触そのものがプレッシャーになってしまうことがあります。

話し合いは、相手を責める場ではありません。「最近、仕事で余裕がなくて距離を取ってしまっていた」「嫌いになったわけではない」と、自分の状態を主語にして伝えるだけでも、相手の不安を減らせます。

パートナーを家族として大切にしすぎている

結婚生活が長くなったり、子どもが生まれたりすると、パートナーへの見方が「異性」から「家族」「母親」「生活の共同運営者」へ変わることがあります。これは自然な変化でもありますが、性的な対象として見にくくなる一因にもなります。

特に、家事や育児を頑張るパートナーを見て、「疲れている相手に求めてはいけない」「女性として見るのが申し訳ない」と感じる男性もいます。相手を大切に思う気持ちが、かえって性的な接触へのブレーキになることがあるのです。

この場合は、いきなり性的な関係を戻そうとするより、まず「夫婦」「父母」以外の時間を取り戻すことが大切です。名前で呼び合う、二人だけで外出する、子どもや仕事の話以外をするなど、男女としての距離感を少しずつ思い出していきましょう。

自信が持てず、拒絶や失敗を恐れている

一度うまくいかなかった経験がある、途中で維持できなかった、パートナーの反応に傷ついた。こうした出来事がきっかけで、「また失敗したらどうしよう」という予期不安が強くなることがあります。

ED診療ガイドラインでも、EDのリスクファクターとして心理的・精神疾患的要素が挙げられています。また、糖尿病、肥満と運動不足、心血管疾患、高血圧、喫煙、テストステロン低下なども関係するため、心と体の両面から見ることが重要です。出典:Mindsガイドラインライブラリ「ED診療ガイドライン[第3版]」

失敗を恐れて最初から誘わない、興味がないふりをする、疲れていると言って避ける。こうした行動は、自分を守るための反応でもあります。まずは「自信がない」「不安がある」と認めることが、レス固定化を防ぐ第一歩です。

日常生活に潜むレスのきっかけ

レスは、特別な出来事がなくても進んでいきます。スマホ、寝不足、運動不足、一人時間の確保、飲酒など、日々の小さな習慣が積み重なり、パートナーとの距離を少しずつ広げることがあります。

スマホやSNSを見る時間が長い

寝る直前までスマホを見ていると、パートナーと会話する時間や目を合わせる時間が減っていきます。同じ部屋にいても、互いに画面を見ているだけでは、親密な空気は生まれにくくなります。

スマホそのものが悪いわけではありません。しかし、寝室に持ち込む、食事中も見る、会話中も通知を確認する、といった習慣が続くと、相手は「自分よりスマホの方が大事なのかな」と感じることがあります。

まずは「夕食中はスマホを置く」「寝室では充電しない」「寝る前10分は会話する」など、二人で守れる小さなルールから始めてみましょう。

慢性的な寝不足で疲れが取れていない

睡眠不足は、性欲や気力に大きく影響します。健康な若い男性を対象にした研究では、1週間にわたり睡眠時間を5時間に制限したところ、日中のテストステロン値が10〜15%低下したと報告されています。出典:JAMA「Effect of 1 Week of Sleep Restriction on Testosterone Levels in Young Healthy Men」

眠気が強い状態では、性的な関心よりも「とにかく寝たい」という欲求が勝ちやすくなります。それが続くと、パートナーは「拒絶された」と受け止め、男性側は「また断ってしまった」と罪悪感を抱く悪循環になりがちです。

レス対策として、まず睡眠時間を30分増やすことは現実的な一歩です。就寝時刻を固定する、寝酒を減らす、寝る前のスマホを控えるなど、性欲以前に体力を回復させる工夫をしましょう。

一人の時間を優先しすぎている

外で気を遣って働いている男性ほど、帰宅後は一人でぼーっとしたい、ゲームや動画に没頭したいと感じることがあります。一人時間は大切ですが、それが毎日続き、パートナーとの共有時間がほとんどなくなると、関係は「同居人」のようになりやすくなります。

「一人にしてほしい」という空気を出し続けると、相手は近づくこと自体を遠慮するようになります。結果として、会話もスキンシップも減り、レスが固定化しやすくなります。

一人時間をなくす必要はありません。たとえば「21時までは自由時間、その後は一緒にお茶を飲む」「休日の午前は一人時間、午後は二人で外出する」など、個人の時間と二人の時間を両方確保する設計が大切です。

運動不足で体力や血流が落ちている

運動不足は、体力低下、肥満、睡眠の質低下、ストレスの蓄積につながります。ED診療ガイドラインでも、肥満と運動不足はEDのリスクファクターとして示されています。出典:Mindsガイドラインライブラリ「ED診療ガイドライン[第3版]」

性行為は心だけでなく体力も使います。運動不足で疲れやすくなると、触れ合いそのものが負担に感じられることがあります。最初からジムに通う必要はありません。1日20分歩く、階段を使う、軽いスクワットをするなど、続けやすい運動から始めましょう。

体の変化がセックスレスに与える影響

30代後半から50代にかけて、男性の体は少しずつ変化します。性欲の低下やEDは、気持ちだけの問題ではなく、ホルモン、血流、睡眠、生活習慣病などが関係することがあります。

テストステロンの低下

テストステロンは、性欲、筋肉量、骨の健康、気分、意欲などに関わる男性ホルモンです。Endocrine Societyは、男性低ゴナド症の症状として、性欲低下、ED、自発的な勃起の減少、エネルギー低下、筋肉量低下、体脂肪増加、気分の落ち込みなどを挙げています。出典:Endocrine Society「Hypogonadism in Men」

「最近、性欲がほとんどない」「朝立ちが減った」「疲れやすく、気分も落ち込みやすい」といった変化が続く場合は、テストステロン低下や男性更年期の可能性も考えられます。ただし、うつ状態や睡眠障害、甲状腺疾患、薬の副作用でも似た症状は起こります。

LOH症候群による意欲低下

男性にも更年期に似た不調が起こることがあり、LOH症候群と呼ばれます。2022年版の手引きでは、LOH症候群は加齢だけでなく、若年・中年男性にも起こり得るものとして整理されています。出典:日本泌尿器科学会ほか「LOH症候群診療の手引き」

LOH症候群では、性欲低下だけでなく、疲労感、イライラ、不眠、集中力低下、気分の落ち込みなどが問題になることがあります。2022年版の手引きでは、診断基準として総テストステロン250ng/dL以下、または遊離テストステロン7.5pg/mL未満が示されています。出典:日本泌尿器科学会ほか「LOH症候群診療の手引き」

つらい無気力感や性欲低下が続く場合は、「気合いが足りない」と考えるのではなく、泌尿器科やメンズヘルス外来で相談する選択肢があります。採血でテストステロン値を確認し、必要に応じて生活指導や治療を受けられます。

EDへの不安がプレッシャーになる

「最後まで維持できなかったらどうしよう」「また途中でダメだったらどうしよう」という不安は、性行為への大きなプレッシャーになります。NHSは、勃起の問題はストレス、疲労、飲酒量の多さで一時的に起こることがあり、繰り返す場合は高血圧、糖尿病、うつ、不安、ホルモンの問題などが関係することがあると説明しています。出典:NHS「Erectile dysfunction」

ED治療薬を使うことは恥ずかしいことではありませんが、自己判断で個人輸入品や知人からもらった薬を使うのは危険です。心臓病の薬や硝酸剤との併用禁忌があるため、必ず医師に相談しましょう。

パートナーとの関係で見直したいこと

レスの改善には、男性側の体調や気持ちだけでなく、二人の関係性も大きく関わります。愛情があっても、生活の中で不満や疲労が積み重なると、性的な触れ合いに向かう余裕がなくなります。

家事・育児の負担が偏っていないか確認する

共働き家庭や子育て中の夫婦では、家事・育児・仕事でお互いが限界に近い状態になっていることがあります。男性側は「手伝っているつもり」でも、パートナー側には「自分ばかり負担している」という不満が積もっているかもしれません。

疲れ切っている相手に、急に性的な関係だけを求めても受け入れられにくいものです。まずは、家事分担、育児負担、睡眠時間、自由時間を見直し、二人とも余裕を持てる環境を作ることが大切です。

時短家電、家事代行、外食、宅配、親族や地域サービスの活用など、物理的な負担を減らすこともレス改善の土台になります。

「父母」ではなく「個人」として見る時間を作る

子どもがいる家庭では、会話が「保育園」「学校」「家計」「家事」「予定管理」だけになりがちです。相手を父親・母親としてしか見なくなると、男女としての距離感は薄れやすくなります。

二人だけで散歩する、短時間でも外食する、名前で呼び合う、子どもの話以外をするなど、「役割」から少し離れる時間を意識して作りましょう。性的な関係を急ぐより、まず二人の親密さを取り戻すことが大切です。

言葉での愛情表現を増やす

「言わなくてもわかる」は、長い関係ほど通用しにくくなります。会話が業務連絡だけになると、相手は「大切にされていない」と感じやすくなります。

「ありがとう」「助かった」「今日もお疲れさま」「その服いいね」といった小さな言葉で十分です。いきなり性的な接触を増やすより、まず日常の安心感を取り戻す方が、自然な触れ合いにつながりやすくなります。

レスを解消するために試したい習慣

レスを改善しようとすると、「早く元に戻さなければ」と焦ってしまいがちです。しかし、長く続いた距離を急に縮めようとすると、かえってお互いに身構えてしまいます。まずは、性的な接触をゴールにしすぎないことが大切です。

性的な接触以外のスキンシップを増やす

いきなり性行為を目指すのではなく、手をつなぐ、隣に座る、肩に触れる、軽くハグする、マッサージをするなど、目的のないスキンシップから始めましょう。

ポイントは、「この先を期待している」と相手に感じさせすぎないことです。触れられることが安心で心地よい体験に戻ると、心理的な抵抗が少しずつ減っていきます。

レスについて責めずに話し合う

レスの話題は、避ければ避けるほど重くなります。ただし、切り出し方を間違えると、相手は責められていると感じてしまいます。

「なぜしてくれないの?」ではなく、「最近、距離ができている気がして寂しい」「嫌いになったわけではないけれど、自分も不安がある」と、自分の感情を中心に伝えましょう。相手の反応を急かさず、まずは二人の現在地を確認することが大切です。

二人でリフレッシュする時間を作る

家の中だけで過ごしていると、家事や育児、仕事の延長になりやすいものです。近所を散歩する、カフェに行く、映画を見る、旅行に行くなど、日常から少し離れる時間を作ると、相手を新鮮に見やすくなります。

大きなお金をかける必要はありません。二人で同じ方向を向いて楽しむ時間が増えると、「生活の共同運営者」から「一緒にいたい相手」へ感覚が戻りやすくなります。

必要に応じて医療やカウンセリングを使う

ED、性欲低下、強い疲労感、気分の落ち込み、睡眠障害がある場合は、泌尿器科、メンズヘルス外来、内科、心療内科などに相談しましょう。EDが続く場合、糖尿病、高血圧、心血管疾患、テストステロン低下、睡眠時無呼吸症候群などが背景にあることもあります。出典:Mindsガイドラインライブラリ「ED診療ガイドライン[第3版]」

また、話し合いが毎回けんかになる、相手に拒絶されるのが怖い、過去の傷つきが強い場合は、夫婦カウンセリングや性に詳しい専門家に相談することも選択肢です。第三者が入ることで、責め合いではなく整理された対話に変わることがあります。

まとめ:レスは「二人で見直すサイン」として捉える

レスになりやすい男性には、責任感が強い、感情を抑えがち、自信を失っている、仕事や一人時間を優先しすぎている、睡眠不足や運動不足が続いているといった傾向が見られることがあります。しかし、それは愛情がないという意味ではありません。

セックスレスは、心・体・生活・関係性のバランスが崩れたサインです。仕事のストレス、EDへの不安、男性更年期、家事育児の負担、会話不足など、原因は一つではありません。だからこそ、相手を責めるより、まずは二人で「何が負担になっているのか」を確認することが大切です。

いきなり元通りを目指す必要はありません。睡眠を整える、スマホを置く、感謝を言葉にする、ハグや手つなぎから始める、必要なら医療機関に相談する。そうした小さな行動の積み重ねが、二人にとって無理のない新しい関係を作っていきます。

性的な触れ合いは、パートナーシップの大切な一部ですが、すべてではありません。二人が納得できる距離感を話し合いながら、今の自分たちに合った形を見つけていきましょう。

参考出典

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